「本番環境の構築方法が分からない」「クラウドの選び方に迷う」「初期費用を抑えたい」――ウェブサイトやアプリケーションの公開時によく聞かれる悩みです。
今回は、AWSとGoogle Cloud Platformの特徴を比較しながら、最適なデプロイ方法をご紹介します。
AWSとGCPの特徴比較
AWSの特徴
- メリット
- サービスの豊富さ
- 実績の多さ
- 日本語ドキュメントの充実
- デメリット
- 初期設定の複雑さ
- 料金体系の分かりにくさ
- サービス選択の難しさ
GCPの特徴
- メリット
- 直感的なUI
- シンプルな料金体系
- 無料枠の使いやすさ
- デメリット
- サービス数がAWSより少ない
- 日本語情報が比較的少ない
- 事例が少ない
用途別おすすめサービス
1. 静的ウェブサイト
- AWS
- S3 + CloudFront
- Amplify
- 月額費用:数百円から
- GCP
- Cloud Storage + Cloud CDN
- Firebase Hosting
- 月額費用:ほぼ無料から
2. WordPressサイト
- AWS
- Lightsail
- EC2 + RDS
- 月額費用:1,000円から
- GCP
- Compute Engine + Cloud SQL
- 月額費用:2,000円から
3. Webアプリケーション
- AWS
- Elastic Beanstalk
- ECS on Fargate
- 月額費用:5,000円から
- GCP
- Cloud Run
- App Engine
- 月額費用:3,000円から
デプロイの基本手順
1. 静的サイトの場合
- アカウント作成と初期設定
- ストレージサービスの設定
- ドメインの設定
- SSL証明書の設定
- CDNの設定(必要な場合)
2. WordPressの場合
- サーバーインスタンスの作成
- データベースの設定
- WordPressのインストール
- ドメインとSSLの設定
- バックアップの設定
セキュリティ対策
1. 基本的な設定
- IAMユーザーの適切な設定
- セキュリティグループの設定
- SSL/TLSの設定
2. 運用面での対策
- 定期的なアップデート
- アクセスログの監視
- バックアップの自動化
まとめ:サービス選択のポイント
- プロジェクトの規模
小規模なら比較的シンプルなGCP、大規模ならAWSが有利 - 技術的な習熟度
初心者ならGCP、既存のAWS経験があればAWSを選択 - 予算
少額からスタートするならGCP、スケーラビリティを重視するならAWS
クラウドサービスの選択は、プロジェクトの要件や予算、チームの技術力などを総合的に判断する必要があります。まずは小規模な環境から始めて、徐々にスケールアップしていくことをおすすめします。
具体的な構築方法や、お客様の状況に合わせたアドバイスが必要な際は、お気軽にご相談ください。