「アクセス数は増えているのに売上が伸びない」「どの数字に注目すればいいのかわからない」――アクセス解析でよく聞かれる悩みです。
今回は、売上に直結する重要な指標と、その読み方をご紹介します。
本当に重要な4つの指標
1. コンバージョン率(CVR)
- 基本の見方
- 全体のCV率:お問い合わせ数÷訪問者数
- ページごとのCV率:各ページからの転換率
- 流入元別のCV率:広告、自然検索などの比較
- 改善のポイント
- 業界平均との比較
- ページ内の導線の最適化
- CTAボタンの配置と文言
2. 直帰率
- チェックすべき点
- ページ種類別の直帰率
- デバイス別の違い
- 流入元による差異
- 要注意の数値
- LP:40%以上は要改善
- ブログ:60%以上は要確認
- 商品ページ:30%以上は要対策
3. 滞在時間
- ページ別の目安
- 商品ページ:2分以上が理想
- ブログ記事:3分以上が目標
- サービス紹介:1.5分以上を目指す
- 改善の方向性
- コンテンツの質の向上
- ページ構成の見直し
- ユーザー体験の改善
4. 離脱率
- 重点チェックポイント
- 購入プロセスでの離脱
- フォーム入力での離脱
- 価格表示後の離脱
- 改善のヒント
- ステップの簡略化
- 不安要素の解消
- 期待値のコントロール
売上につなげるための分析手順
1. 流入分析
- チャネル別の評価
- 費用対効果の計算:広告費÷CV数
- 質の評価:CVRの比較
- 量の評価:トラフィック量
- 改善アクション
- 効果の高いチャネルへの投資増
- 低効果チャネルの見直し
- 新規チャネルの開拓
2. 行動分析
- 注目すべきポイント
- よく見られているページ
- 離脱が多いページ
- コンバージョンまでの導線
- 具体的な施策
- 人気コンテンツの強化
- 弱点ページの改善
- 導線の最適化
定期的なチェックポイント
1. 日次チェック
- アクセス数の変動
- コンバージョン数
- 異常値の確認
2. 週次チェック
- 曜日別の傾向
- 広告効果の確認
- コンテンツの反応
3. 月次チェック
- 全体トレンドの確認
- 施策の効果測定
- 次月の計画立案
改善のための具体的なステップ
1. 現状把握
- データの収集
- 期間:最低3ヶ月分
- 比較:前年同月との比較
- セグメント:デバイス、流入源別
- ベースライン設定
- 業界平均との比較
- 自社の過去実績との比較
- 競合との比較(可能な範囲で)
2. 目標設定
- KPIの設定
- コンバージョン率:現状の20%増
- 直帰率:現状の10%減
- 滞在時間:30秒増
- 期間の設定
- 短期:1-3ヶ月
- 中期:3-6ヶ月
- 長期:6-12ヶ月
まとめ:成功のための3つのポイント
- 継続的な監視
定期的なチェックと記録の習慣化 - 適切な解釈
数値の背景にある要因の分析 - 具体的な行動
分析結果に基づく改善施策の実施
アクセス解析は、数値を見るだけでなく、そこから具体的な改善行動を導き出すことが重要です。この記事で紹介した指標とチェックポイントを参考に、継続的な改善を進めていただければと思います。