「ウェブサイトの更新をもっと簡単にしたい」「専門知識がなくても情報を更新できるようにしたい」「でも、本格的なCMSは予算的に…」――このような課題をお持ちの方に、スプレッドシートとGASを活用した簡単なCMSの構築方法をご紹介します。
Googleスプレッドシートとは
まずは、データ管理の基盤となるGoogleスプレッドシートについて説明します。
基本機能
- Excelライクな操作感
- 表計算ソフトとしての基本機能
- 関数やピボットテーブルの利用
- データの入力規則設定
- クラウドならではの特徴
- ブラウザでアクセス可能
- リアルタイムでの共同編集
- 変更の自動保存
このようなGoogleスプレッドシートの特徴を活かすことで、シンプルながら効果的なCMSを構築することができます。
Google Apps Script(GAS)とは
まず、この仕組みの核となるGoogle Apps Script(以下、GAS)について説明します。
GASの基本
- Googleが提供する無料のプログラミングプラットフォーム
- JavaScriptベースの開発言語を使用
- Googleの各種サービスと連携可能
- 主な特徴
- ブラウザ上で開発可能
- サーバーレスで動作
- 無料で利用できる(一定の制限内)
このGASを活用することで、スプレッドシートのデータをウェブサイトに簡単に表示できる仕組みを構築できます。
この方法のメリット
1. コストメリット
- 初期費用
- 開発費:5-15万円程度
- 既存システムの改修程度で対応可能
- 追加のサーバー費用不要
- 運用コスト
- スプレッドシート:無料
- GAS:無料
- 保守費用も最小限
2. 運用のしやすさ
- 更新の手軽さ
- Excelライクな操作感
- 複数人での同時編集が可能
- 変更の自動保存
- アクセス管理
- Googleアカウントでの権限管理
- 編集者の追加も簡単
- セキュリティも安心
システムの仕組み
1. 基本構成
- データの流れ
- スプレッドシート:データ入力・管理
- GAS:APIとしてデータを加工・JSONとして提供
- ウェブサイト:JSONデータを表示
スプレッドシートの更新がウェブサイトに即時反映される
具体的な活用例
1. お知らせ情報の管理
- スプレッドシートの構成
- 日付、タイトル、本文を列で管理
- カテゴリや表示/非表示の制御
- 画像URLの管理
- 表示例
- 新着情報一覧
- カテゴリ別の記事表示
- アーカイブページ
2. 商品情報の管理
- 管理項目例
- 商品名、価格、説明文
- 在庫状況、セール情報
- 商品画像のURL
- 活用方法
- 商品カタログページ
- 価格表の自動更新
- 在庫状況の表示
まとめ:導入のメリット
- 低コスト
初期費用も運用コストも最小限 - 簡単な操作
Excelの知識があれば誰でも更新可能 - 柔軟な拡張性
必要に応じて機能追加も容易
スプレッドシートを活用したCMSは、小規模から中規模のウェブサイトの運用に最適なソリューションです。特に、頻繁な更新が必要で、かつ専門的な知識を持つ担当者がいない場合におすすめです。
具体的な実装方法や、お客様の状況に合わせたカスタマイズについて、お気軽にご相談ください。